日本一周

#052 熊野の記憶をたどって。松本峠、獅子岩、そして花窟神社へ|大泊駅→千枚田通り峠入口

茶葉丸

地図よりも気分優先、茶葉丸の“ゆるラン”旅へようこそ🐾

走る旅好きのために、いろんな景色を楽しむヒントを詰め込んだブログです!走って、寄り道して、日本をぐるっと満喫中。

コースの紹介

大泊駅から、ゆるっと旅はじまります。

今日は松本峠で古道歩きから、歴史ある花窟神社へ行ってきます。

熊野古道 松本峠

大泊駅をスタートしてすぐに松本峠の登り口が現れるので、こちらから古道歩きに入ります。標高は135mと低く、距離も短いので比較的楽に登ることができます。

雨が多い地域で、土の道だと流されてしまうため造られた石畳。松本峠にも綺麗に敷き詰められています。

松本峠 頂上

こちらが松本峠山頂です。竹林に囲まれた中にお地蔵さまがたっています。

お地蔵さまというとしゃがんで拝むような小さいイメージですが、こちらは等身大の大きさであるため、非常に珍しいものを見ることができます。

お地蔵さまの左の足元に黒い点があるのが見えますか?

その大きさゆえに江戸時代に鉄砲の名手が妖怪と間違えて打ってしまい、そのときの弾痕がそのまま残っています。

ここは観光地として有名な鬼ヶ城へ下るコースの分岐点となっていますが、そのまま反対の登り口へと進みます。

くま

え~、鬼ヶ城行かないの??

茶葉丸

別の日に行ったから下のブログで紹介してるよ!

松本峠の見晴らし場からは「日本の渚百選」に選ばれた七里御浜を眺めることができ、海岸と並行して続く国道311号沿いにはこのあと訪れる獅子岩花窟神社があります。

世界遺産 獅子岩

松本峠を降りてからしばらく国道を走っていると、左側に看板が見えてきます。

ここからは「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産登録されている獅子岩を見ることができます。

高さ約25m、周囲約210mの岩塊で獅子が海に向かって吠えているように見えます。案内板によると、波や風にさらされて自然にできた非常に珍しいものだそうです。

鬼ヶ城や獅子岩は自然によって作り出されたスケールの大きな景観で、こういったものを実際に見られるのは日本一周の旅を始めて良かったなと思える瞬間です。

日本最古の神社 花窟神社

獅子岩からほど近い場所にある花窟神社(はなのいわやじんじゃ)は日本書紀にも記載されている日本最古の神社といわれています。

国を作り、神々を産んだイザナギ(男神)イザナミ(女神)。その子供である火の神カグツチを産んだ時に火傷を負い、命を落としたイザナミが祀られています。

花窟神社と日本書紀

イザナギとイザナミは国を作り、多くの神々を産んだが、火の神カグツチを産んだ際にイザナミは火傷で命を落としてしまう。悲しみに暮れたイザナギは怒りのあまりカグツチを斬り捨てた。

イザナミに会うため黄泉の国へ向かったイザナギだったが、変わり果てた彼女の姿を見てしまい、怒ったイザナミに追われることに。なんとか逃げ切ったイザナギは、黄泉の国との境を岩でふさぐ。

その際、イザナミが「毎日あなたの国の人を千人殺す」と叫ぶと、イザナギは「ならば私は毎日千五百人産ませよう」と返した。こうして人々が増え、国が形作られていく。

その後、黄泉の穢れを祓うために禊を行ったイザナギの体から、アマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴子が誕生した。

社殿(神社内の主な建物)はなく、鳥居を抜け参道を進んでいくと現れる巨大な岩がご神体となり、岩の前にはイザナミのお墓があります。

そして、イザナミのお墓の斜め向かいには、命を落とすきっかけを作ったためにイザナギに切られてしまったカグツチのお墓があります。

そのため花窟神社イザナミとともにカグツチも祀られています。

名称:花窟神社
住所:三重県熊野市有馬町130
URL:https://hananoiwaya.com/index.html

道の駅 熊野・花の窟

花窟神社のすぐ隣には道の駅があります。中は綺麗で熊野の調味料やお米などを中心にお土産がたくさん売っています。

手ぬぐいや工芸品もあり、熊野古道などの観光パンフレットもたくさん置いてあるので、ここで情報収集をすることができます。

さぎりの里/さぎり茶屋

花窟神社を参拝した後は続100名城の赤木城に行くため、海岸沿いから山のほうへ向かいます。

しばらく何もない道をひたすら走っていると、さぎりの里という直売所があり、新鮮な野菜やお米を販売していました。

隣にはさぎり茶屋があり、ちょうどお昼時だったため楽しみに中に入ったのですが。。。

なんと、食材が切れてしまって仕入れは1時間後とのこと。残念ですが先へ進みます

ちなみにこちらのお店、岩清水豚のとんかつが絶品だそうです。

美しい渡り蝶 アサギマダラの里

何もない道に突然現れたお花畑。写真を撮っている人が多かったので、覗いてみるとそこには「アサギマダラの里」と書かれていました。

あさぎ色のまだら模様から名づけられ、春から夏にかけては日本列島を北上し、秋になると南下する「旅する渡り蝶」として知られています。

訪れたときはちょうど三重県御浜地区に飛来した時で、美しい姿をたくさん見ることができました。

この様子はニュースなどでも取り上げられていたようです。

千枚田通り峠入口にただいま。日本書紀を巡る一日。

日本書紀を巡る一日。たまには歴史に触れるのもいいね!

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